仮想通貨アスター(ASTR)とは？将来性・特徴を解説！！

※この記事はプロモーションを含みます。

Astar Networkとは、Stake TechnologiesのCEO 渡辺創太氏によって創設された、日本初のパブリックブロックチェーンです。所定の条件が満たされた場合に人に手を介さず自動的に実行されるスマートコントラクトという機能が実装されている為、DApps(分散型アプリケーション)を開発、実装できます。このAstar NetworkのガバナンストークンがASTAR(ASTR)です。Astar NetworkはWeb3のマスアダプションを目指しています。Web3という新しい技術を世の中により浸透させて、誰でも利用できるように大衆化していきたいということですね。

Astarの特徴

ポルカドットのパラチェーン

Astar Networkは、ポルカドットというブロックチェーンに接続するパラチェーンの一つです。ポルカドットは、いろいろなブロックチェーンをつなげて、それぞれがスムーズに相互運用できるようにすることを目指すブロックチェーンです。

パラチェーンは、ポルカドットのメインチェーン（リレーチェーン）につながっていて、このつながりによって、セキュリティが強化され、他のブロックチェーンとの連携が可能になります。

つまり、Astar Networkはポルカドットにつながることで、より安全に、そして他のブロックチェーンとも上手く連携できるようになるのです。

Astar Networkは、ポルカドットのパラチェーンのスロットをオークションで獲得しました。これは、ポルカドットの中で限られた数のスロットしかないため、競争が激しいものです。Astar Networkは、世界で3番目にこのスロットを獲得し、ポルカドットのメインチェーンと同じレベルのセキュリティを享受しながら、他のブロックチェーンとも連携できるようになりました。

簡単に言うと、Astar Networkはポルカドットの一部として、より強力なセキュリティと広い連携の可能性を手に入れたということです。

出典：Astar Network　https://astar.network/

日本発のプロジェクト

Astar NetworkはStake TechnologiesのCEO 渡辺創太氏によって創設された日本国内発のプロジェクトです。渡辺氏は2022年Forbes誌にテクノロジー部門アジアの30歳以下の30人に、2023年Newsweekの世界が尊敬する日本人100にも選出された起業家です。Web3を社会に浸透させるために精力的に活動されています。

Dappsステーキング

AstarNetworkでは、開発者に対して継続的にインセンティブが発生する仕組みがあり、それがDappsステーキングです。開発者がDappsを開発し一定の要件を満たすと開発したDappsをDappsステーキングに登録できます。

Astarを所有しているステーカーがそのDappsにステーキングすることにより開発者は継続的にインセンティブを受け取ることができます。

ステーカーも自分の所持しているAstarをお気に入りのDappsにステーキングすることにより開発者を応援するとともにステーキング報酬を受け取ることができるという仕組みです。

AstarNetworkはこのBuild2Earnプログラムを先駆けて導入し、開発者をAstarNetwork へ呼び込むことに成功しています。

EVMとWASM　

Astar NetworkはEVM（イーサリアム仮想マシン）とWASM（WebAssembly）の2つの仮想マシンに対応しています。EVMはイーサリアムのスマートコントラクト実行に必要な機能を提供し、Astar NetworkはEVMに対応しているため、イーサリアムのスマートコントラクトを簡単にAstar Networkへ移植できます。一方、WASMは多様なプログラミング言語をサポートするアセンブリ言語であり、Astar NetworkもWASMに対応しているため、エンジニアはC++、Rust、Go、Pythonなどさまざまな言語を使用してDAppsを開発できます。これにより、Astar Networkは多様な機能とプログラミング言語を組み合わせてDAppsを開発できる環境を提供し、多くのエンジニアがプラットフォームを利用することで成長が促進されるという相乗効果が生まれています。

Astarの価格推移

その後、4月末にBTCの価格に引っ張られる形で下落し、5月にはTerra/LUNAの暴落騒動により仮想通貨市場全体から資金が流出。この影響で、Astarの価格も5月4日から5月12日の約1週間で$0.1798から$0.0420まで、70％以上の暴落を記録しました。

2023年には、さまざまな大手企業との提携を発表し、一時的な価格上昇を見せるも、FTXの崩壊なども重なり、仮想通貨市場全体への資金流入が芳しくなく、価格は低い水準で推移していました。

しかし、2023年10月後半からビットコインの現物ETF承認期待が高まり、仮想通貨市場全体への資金が流入。これに連動して、Astarの価格も上昇しました。直近では、12月18日に韓国最大手の取引所Upbitに上場し、価格はさらに急上昇。仮想通貨市場全体の勢いを上回る勢いで、Astarは単独で上昇トレンドを形成しています。

Astarの将来性

多くの大手企業と提携

Astarは企業と提携にも力を入れておりMicrosoft、トヨタ自動車、NTTドコモ、AWS、博報堂、SMBC日興証券、double jump.tokyoなど名だたる大手企業と多くの大手企業との提携を実現しています。Web3のフィールドに大手の企業が興味を示しており、またAstarが大手の企業から注目され、評価されていることがわかります。

以下は2022年9月26日に日経新聞に全面広告を掲載したときの画像です。提携企業ではありませんが、アスターネットワークからログの掲載の協力を仰ぎ、大手企業、Web3関連企業の全329社のロゴが掲載したそうです。Astarが日本のWeb3を牽引していこうという気持ちの力強さを感じますね。

私は2刊も買って保管しちゃいました笑

引用：日経新聞

Astar zkEVM

2023/09/13にPolygon Labsと「Astar zkEVM」の開発での協業を発表しました。

Astar zkEVMはEVM（Ethereum Virtual Machine）との等価性を持っているため、既存のEthereumベースのdApps（分散型アプリケーション）を、Astar zkEVM上で容易にデプロイおよび実行することができるようになるとこのことから開発環境は格段に向上するようです。これによりイーサリアムのユーザーにもリーチしていく方針です。イーサリアムのユーザーにリーチできれば各段にユーザーが増えますのでエコシステムの発展と活性化に期待が持てます。